Saturday, January 28, 2012

「点にまつわるあらゆる線」

「点にまつわるあらゆる線」
http://www.komaba-agora.com/line_up/2012/02/watanabe/

こんな企画の話が舞い込んできた。「光子の裁判」の演出を手がけた渡辺美帆子さんが今回も演出。また、物理の話がしたいといって、演劇の中で、次は時空について問いかける。一体、どんな作品になるのか?どんな風に仕上がっていくのか?彼女の手がける演劇スタイルは斬新で面白い。しかも、本質的なメッセージが残されている。そこがまたいい。

■Preview[2月5日(日)] 1000円

5日 (日)   19:00〜21:30頃

■Open[2月8日(水)〜12日(日)] 2000円

8日 (水)   19:00〜21:30頃
9日 (木)   19:00〜21:30頃
10日 (金) 13:00〜15:30頃 19:00〜21:30頃
11日 (土)   13:00〜15:30頃 19:00〜21:30頃
12日 (日) 13:00〜15:30頃 19:00〜21:30頃

場所は、アトリエ春風舎

(西武有楽町線で「小竹向原」駅より徒歩3分)

こんな企画めったにない。物理屋の人たちでもきっと何かを感じ取ってくれるように演出してくれるはず。

Sunday, January 22, 2012

不確定性原理に関する実験

さて、これまでの理論的考察(前のポスト参照)に対して、何がこの実験論文で新しいとされた点があったのだろうか?何故、2003年には小澤の不等式は存在していたのにここまで反響が大きくなかったのか?こんな疑問が存在する。

1)誤差および擾乱が測れるということ示した!!(理論面)
統計量として定義された誤差に関しては、測れるのか?これが最大の疑問であり関心事であった。2003年の小澤さんの論文にはそのようなことは書いてなく、単に定義が書いてあるだけであった。定義からすると、被測定器系と測定器系のどちらの情報も必要である。しかし、今回、スピン演算子の場合に限っては、それを2回連続して測定したその測定結果の組み合わせの統計量をもって、誤差および擾乱はきちんと測定量に出来るということを示したことだ。

その点、ハイゼンベルクの位置と運動量ではないが、スピン演算子に関しては、ハイゼンベルクの主張を定量化し、小澤の不等式との関係を比較できるようになった。これを実験的に比較し、ハイゼンベルクの主張を退けたという点において、大いなる価値がある。

しかし、もしハイゼンベルクの主張がシングルイベントのものであるとするのであれば、それは依然として比較ができない(論拠は、アインシュタイン・ドブロイの関係式)。 この点を認めるか認めないかは個々人の受け入れ方の問題であるが、量子力学を使い議論している以上、ハイゼンベルクの主張は小澤さんの定義の仕方により正当化されると解釈できるはずである。

この点、小澤さんの誤差の定義というのは、非常に有用であるとも言えなくはない。しかし、小澤の不等式の下限はどのようになっているのか?という理論的問題が残されているということも付記しておく。

2)中性子実験がなせた業!?(実験面)
今回の実験に必要だったのは、2回続けて、違う基底で測定することを必要とした。これは結構、物理系によっては無茶難題である。光の偏光に関して、2回何か測ろうとすると意外に難しいと気づくはずだ。しかし、素直に2回続けて測るということをすることが中性子実験には出来たということだ。これは、今までに積み重ねてきた長谷川グループの勝利とも言ってよい。他にも現実的に同じ実験系が組める可能性があるのは、イオントラップであると思う。今までは、イオントラップや光に全て量子力学の基礎的実験の最初はとられており、中性子はその後追いだった。ある会議で、こんな質問に出くわしたことがある。

「光でやったことを中性子でやったことにどれくらいの意味があるのですか?」

これを打ち破ったのが今回であると思う。この衝撃度は大きいと思うのだが、個人的見解としてはあまり多く報道されていない感じがしてならない。中性子検出器の感度は非常に高い(99%以上)。私は最初、これを長谷川さんのセミナーで聞いたときには驚いた。光検出器では難しい領域である。その理由は誰かが

「中性子はまっすぐ飛ぶから」

と答えていた。これは、確かにと思う。あとダークカウントが極端に低いのも要因であろう。そのため、「曲げにくい」という欠点もあるわけで、その技術開発はウィーン工科大学の施設が非常に環境が良く整備されていると思われる。

これが実験論文として世界に衝撃を走らせた、そして、「考え方」を変えさせられた論文の1つであろうと思う。

さて、まだつきない疑問がある。
1)「誤差」の誤差って何?
誤差を測っているのにエラーバーがあるのがおかしいという話を耳にする。数学的に定義された誤差を何個かの中性子をもって測っているわけで当然、系統誤差と統計誤差が存在する。今回の実験のほとんどの誤差解析が統計誤差によってなされていると認識している。

2)ハイゼンベルクの不確定性原理は位置と運動量でなかったのか?
これは確かに疑問。今回はスピン演算子に対して行われた実験であるということを注意しなければならない。今のところ、誤差および擾乱が測定できるというコンテクストは存在しない。これが今後の発展の鍵になるであろうと思われる。

もし、間違え等を見つけられたら、訂正をお願い致します。あくまで私個人としての理解なので、ご了承願います。別に論文の著者たちに添削をしてもらったりしているわけではありません。同じ業界内にいて、メールもやりとりしていますが(笑)新聞報道等でも、多々間違いがあるようです(全部を見ているわけではないので、ご了承ください) 。これを読んで、理解の一助になれば幸いです。

興味があるのであれば、原論文をお読みになるのが一番だと思います。確かに、前提知識がないとつらいところも多いかと思いますが、丁寧に論説されていると思います。

不確定性原理に関する誤解

新聞の一面を賑わした実験結果は瞬く間に、話題を呼んだと思う。そしたら、色々と物理屋さんの中でも誤解している人がたくさんいるのだということに気づいた。量子力学の教科書を開いたことがなかった人がいたら、ロバートソンとかケナードやらの名前を持ち出さなくても良いと思う。だから、一般的解説は、「ハイゼンベルク v.s. 小澤」と名づけた。

ここでは、ちょっとだけ式を用いた解説をしたいと思う。式の導出などは、すべて私の修士論文Appendixを見て欲しい。修士論文は間違いだらけだけど、Appendixは今でも重宝してるくらい個人的には好きなパートである。

1927年に2つの論文が出ている。
ハイゼンベルク (W. Heisenberg, Z. Phys. 43, 172 (1927).) と ケナード (E. H. Kennard, Z. Phys. 44, 326 (1927).)の2つ。

俗に言う、ハイゼンベルクのガンマ線顕微鏡はまさに最初の論文。これは思考実験のオンパレードである。量子力学における測定の限界について考察をした論文である。量子力学といっても前期量子論のアイディアであるアインシュタイン・ドブロイの関係式を用いている。誤差に関する定量的定義がないものの、反跳を議論するところでアインシュタイン・ドブロイの関係式を用いている。確率の概念は入ってこないが非可換性は陽に登場している。ボルンの確率規則を持ち出さず、議論をしているので半古典論でも同じような結果が出てくると解釈することも出来る(しかし、この一文は私なりの解釈によるので注意)。多くの人はここで不等式が出てくると思われている。しかし、違う。ここは「~」でしかない。原論文読む主義者の人は、誰だって、不等式と「~」は違うと分かるので、それで判定できると思う。不等式がちなみに出てくるのは1930年のこと(W. Heisenberg, The Physical Principles of the Quantum Theory (University of Chicago Press, Chicago, 1930; Dover, New York, 1949, 1967).)である。

なので、定義のない(厳密な意味での定量的な定義のない(1月24日追記))誤差q_1 と反跳p_1について、

q_1 p _1 ~h

h はプランク定数である。何故、上記で半古典論でも成り立つ可能性があるという解釈をしたのかという解説にうつる。

----- (私見パート:1月24日修正)
『これはシングルイベントに関しての誤差なのか?それとも、統計量としての誤差なのか?』
これは後ろの議論に影響するので、しっかりと書いておきたい。アインシュタイン・ドブロイの関係式しか用いていないのだから、 シングルイベントでも成り立つように見える。しかし、量子力学を使って定式化する以上、統計量としての誤差しか定義できない。【ハイゼンベルクの原論文には、この点、後者の立場がひかれているようにも見える。 q_1 ist etwa der mittlere Fehler von q という箇所が原論文に対応しますが、これを私なりに訳すと、「q_1は大雑把に言ってqの平均誤差の ようなものである。」と書かれている。(1月24日追記)】ここが後で決定的に重要なところとなる。
-----

対するケナードの論文である。これは元々、ある量子状態に対して定義される非可換の物理量の分散の間にトレードオフがあるということである。

σ(Q)σ(P) ≧ h / 4π

という式である。これは計算から導ける式である。別に原理でも何でもなく定理である。この意味づけに測定がしばしば登場する。ある量子状態に対して、位置を測定する。そうすると、その物理量は分散が生じる。これは、量子力学の予言が確率的であるということを本質的に使っている。そして、また運動量に対しても同じ事をする。すると、分散に対する積が何か生じる。しかし、ここで同時に測定するという概念にまで飛躍するのには論理的飛躍があると私は考えている。ただ、教科書でこれを不確定性原理と呼んでいることも少なくない(この件に関しては、リンク先のブログを見ると面白い。よくまとまっていると思う。)。なので、違和感を感じる人も少なくないはずである。また、1929年に位置と運動量に対してだけでなく成立するロバートソンの不等式というものが導かれている(H. P. Robertson, Phys. Rev. 34, 163-164 (1929).)。

また、強調したいのは、ケナード・ロバートソンの関係式が実験的に破られたわけではない。しかも、測定の文脈に対する不等式でないということも強調したい。

なので、この2つは決定的に違うものである。 歴史的に見て面白いのは、これが同じ年に出されている論文であることである。

以下、測定とは何か?という大問題にぶち当たる。1932年にフォンノイマンが書いた教科書(J. von Neumann, Mathematische Grundlagen der Quantumechanik (Springer, Berlin, 1932), [ Eng. trans. by R. T. Beyer, Mathematical foundations of quantum mechanics (Princeton University Press, Princeton, 1955). ])でも不明瞭な点として残されていた。

この後、量子測定に関する研究は量子操作の一般論として認識されるようになり、

1970年にデイビスとレイビスによって提唱されたInstrumentという概念。(E. B. Davies and J. T. Lewis, Commun. Math. Phys. 17, 239 (1970).)
1971年にクラウスによるInstrumentの表現 (【2月24日追記】 CP写像の分解)に関する理論を整備した。これは、今では測定演算子とかクラウス演算子とか呼ばれている。(K. Kraus, Ann. Phys. 64, 311 (1971).)

そして、量子測定の一般論を築き上げた仕事が1984年小澤によって成された(M. Ozawa, J. Math. Phys. 25, 79-87 (1984).)。これらはいずれも無限次元ヒルベルト空間上での理論であり、小澤は作用素環上にCompletely Positive Instrumentという概念を提示し、その一般論を展開した。この仕事により、量子測定の公理が出来上がったとも言える。この仕事を拡張して、重力波検出器の量子測定限界に関する話であったりと広範な応用が見られる。

この量子測定の一般論は、測定器系と被測定器系の合成系によって記述され、測定器系のほうに射影測定を行えば良いということが示された。これは、今、眼前で行われている測定に関する考え方と非常に親和性が高い。

1988年にアーサーとグッドマンは同時測定の理論に関して、ノイズ演算子というものを定義した(E. Arthurs and M.. S. Goodman, Phys. Rev. Lett. 60, 2447 (1988).)。これは現代の観点からすると、同時測定の理論に関する誤差に関する理論と呼ぶべきものであるが、1つ条件があった。それがUnbiased Condition(被測定器系の物理量の期待値と測定器系の物理量の期待値が一致している。)と今では呼ばれている。2つの合成系を考えているために、これを測定器系とか見直すことができるともいえるが、論文にはそんなことは書いてない。 本論文の主張は、同時測定に関する不確定性関係に対する不等式を導いたということであった。

そして、2003年に小澤は誤差、擾乱の定義を量子測定理論からして(この定義に関しての論争はあると思われる。代表例: M. Kitano, arXiv:0803.4377. Y. Watanabe and M. Ueda, arXiv:1106.2526)、そこからハイゼンベルクの主張が間違いだという結論に達した(その具体例は、2002年の論文になっている。(M. Ozawa, Phys. Lett. A 299, 1 (2002).))。これがいわゆる小澤の不等式と呼ばれているものである。

ε(Q)η(P) + σ(Q)η(P)+ σ(P)ε(Q)≧ h/4π

これも、もちろん導くことが出来ます(M. Ozawa, Phys. Rev. A 67, 042105 (2003))。ハイゼンベルクは何を間違っていたのか?統計量としての誤差をきちんと定義すれば、問題がなく数学上正しい不等式を導くことが出来るという点にある。これが今までの仕事の前提にあるバックグランドとしての知識だと思います。

最後に再びお断りですが、私自身理解が至らぬ点があるかもしれませんが、その際は補足をどなたかにしていただけると幸いです。

ハイゼンベルク v.s. 小澤

月曜日に衝撃的なニュースが飛び込んできた。新聞の一面に名古屋大学の小澤さん と ウィーン工科大学の 長谷川さんのグループでの研究成果が載っていた。正直、これほどまで反響があるとは思わずにただただ驚いた。

- ハイゼンベルクの不確定性原理を破った! 小澤の不等式を実験実証 (日経サイエンス)
- 物理の基本原則ほころび 「不確定性原理」修正か 名古屋大など新理論実証 (日本経済新聞社)
- 不確定性原理に欠陥…量子物理学の原理崩す成果 (YOMIURI ONLINE)
- 「不確定性原理」の例外を実証=量子物理学の根幹の一つ―名大など (asahi.com)
- 不確定性原理:量子力学の基本法則に欠陥 名古屋大教授ら実証 教科書の書き換え迫る (毎日jp)

いまだにこの反響は続いている。

さすがにtwitter上やら2chやらでも話題になっているという始末。分野の一員として何かやらねばということから一般向けの解説と物理屋向けの解説の二つを書くことにしました(あくまで、解説と言っても、私、鹿野の理解のした範囲内で書いていますのでご了承願います。)。この記事は、一般向け解説です。

ニュートリノが光速を超えたOPERA実験とは違い、量子力学の前提を覆す結果ではなく、今回の仕事の重要点は、「量子測定」という従来の物理学者があまり考えて来なかったところに焦点を当て、「ミクロなものの測定とは?」という原理的問題について、考え方を根本を変える必要があるということを中性子実験を使って示されたということにある。

不確定性原理」という普段目にしない単語が目に踊るが、この歴史は量子力学というものが誕生した頃の1927年まで遡る。

私の知る限り、初めて「測定」というものの限界に対して何らかの結論を出そうとし、後世まで残る大仕事をしたのは、ハイゼンベルクである。ハイゼンベルクの仕事は、次の通りである。

「小さいもの(量子力学で記述できるもの)を測ろうとした際に、”誤差なく”測定できることはなく、必ずその反跳がある。」

というものでした。じゃあ、測定って何だ?というわけです。これを精密に検討したモデルがガンマ線顕微鏡の思考実験(1927年)というものでした。

測定とは・・・
測定とは普通、何か見たいものと測るもの(巻尺とかそういうもの)を分けて考える。この間の関係を通して、測るものを我々が数値として読み取って、測定される。

これが基本原理。めちゃめちゃ当たり前だと思うことを意外に科学者は定量的な言葉で語ることが出来なかった。しかも、量子力学という予言が確率ということがベースになっている学問にこの概念を当てはめることが、長年の大問題だった。

しかし、1984年、小澤正直氏が提唱した一般的な量子測定を記述するための道具だてを整備してくれた(これをCompletely Positive Instrumentと業界内では呼ぶ。)。(ある意味、インターネットという画期的道具が皆さんに手渡されたようなものだ。それにより、ブログとか新しい文化が始まったのと同様、)量子力学の中でも新しい考え方が次々と作られた。

確率をベースにした量子力学では、「真値」とは何か?という大問題がいまだに存在する。通常、我々がイメージする日常用語の「測定」とは・・・

「真値」は見るべき対象物に備わっていて、それを測るものを使って引き出す作業

であろう。この感覚を忠実に再現しようとして、様々な試みをこれまでに行ってきたと思われる。「誤差」とは「真値からのずれ」として定義されるために、本来測れるべきものではないとされてきた。しかし、今回、それが測ることのできるものだということを実験と一緒に示すことができたと考えられる。ただし、「真値からのずれ」をどのように定量化するかに大きく依存するために、小澤さんが2003年に提唱した不等式(俗に言う「小澤の不等式」)で用いられている測定誤差の定義のもとで更に今回の実験に沿う形でみれられたスピンという測定量に対して、このような事実が導くことが出来る。

また、今回の実験で強調したいのは、これまで結集されてきたウィーン工科大学の中にある中性子操作、検出技術の向上である。
上記の写真(ウィーン工科大のウェブから使用)のように、非常に実験系はシンプルであるが、そのそれぞれが技術の塊であるということである。また、色んな実験がある中で、中性子が最初である量子力学の基礎に関する実験として認知されることになると思う(普通は、光の実験系またはイオントラップと呼ばれる実験のほうが先駆的と今までされてきた。)。世の中を驚かせた実験も写真に写っている実験系からであるという。長谷川さんは昨年、既にこの論文が完成していた頃に名古屋で飲みに行った思い出を思い出す。

「世界を驚かすことが中性子実験でしてみたい」

当の本人がこれを読んでも、ベロンベロンに酔っていて記憶も吹っ飛ぶくらいの時にしゃべっていたので覚えていないかもしれないが、今ではそれが出来たのではないかと思っているし、あの時に交わした酒は今でも忘れられない記憶として残っている。

あまりに衝撃的な「考え方」の変化をもたらした実験が、今回の論文となって結実したのだと思う。

Saturday, December 31, 2011

2011年振り返り

ついに大晦日になりました。何も変わらないかのように研究室にいます。

唯一違うのは、あんまり人がいないことかな!?

さて、2011年を振り返ってみると・・・

1月:ボストンから帰国。本当にボストンの皆さんにはお世話になりました。
2月:出張色々。名古屋に東北に北海道。今年も出張はこの月に限らず一杯ありました。
3月:大震災発生。被災された方に何が出来るかの前に、自分自身の目の前にあることに手一杯になりました。しかし、この問題は長期化必須。いずれ出番が来るまで、辛抱するのも一手かと。
4月:大震災の影響でバタバタしていたこの月。しかし、この頃から博士論文を書き始める。
5月:日本帰国後、初の海外はWaterlooでした。そして、面接に呼ばれたりして忙しくなった月。
6月:久々にYaikoのライブに行く。やっぱりYaikoの歌は私の中で響くなぁ。。
7月:D論公聴会。公聴会は最悪だった印象しかなかった。けど、大勢の方にいらっしゃっていただいて良かった。
8月:出張連続月。チェコから始り京都で終わり、その翌日にD論の最終審査。暑い中、本当に良く頑張ったと思うし、よく審査していただいたと思う一日。
9月:将来を決めた月。今付き合ってる彼女にプロポーズしたのはこの月だった。
10月:ついに博士研究員になった月。もう学生は終わり。ここから新しいスタートだった。
11月:出張しかしてない月。本当に最後の最後で辛かった思い出が。。。
12月:新しいものに向けた月。何となくこれが来年につながるといいなぁ。。。

研究面は、今年はあんまりだったかもしれない。Reviewを書いたりしたけど、自分自身のOriginal Publicationは実はあんまりだった。しかし、来年、大輪の花を咲かせる種はまいておいたつもりだ。

プライベートは、ひょんなことから彼女が出来て婚約までした。本当に感謝しなければ。。。

来年は、これをステップアップにして、花を少しずつつけていきたいと思う年。まだまだ、種まきは終わってないので、同時平行だけど、それがこれからの課題かな!?

今年も多くの仲間・友達に支えられ、幸せな年を迎えられた気がします。来年もまたよろしくお願いします。

よい年の瀬を。

Wednesday, November 30, 2011

[お知らせ] 米国大学院学生会 海外大学院留学説明会開催

学位留学をちょっとでも考えている方のために、 海外大学院留学説明会 というものがあります。私個人は、大学院を海外へということは考えましたが、やめました。日本で学位をとり、そこからキャリアパスを歩もうとしています。留学する形は色々あると思います。何か一つのものを得るために短期留学、私のように少し時間をかけた中期留学、そして学位取得を目的とする学位留学。ちゃんとした目標が定まっていれば、どのような形であれ、成果は面白いものになるはずだと思います。私の個人的見解では、海外の大学院を出たから偉いとか凄いとかはまったくないと思います。というのも、それぞれのキャリアパスを自分で考えるほうがよっぽど重要だと思うからです。 でも、まずは考えるきっかけが欲しいという方にとってみれば、こういうイベントに出て刺激を受けるところからはじめるというのも悪くはないと思います。 ということで、開催場所と日程は

◆早稲田大学 理工学部キャンパス
日時: 2011年12月14日(水) 17:00ー19:30
会場: 早稲田大学 理工学部キャンパス 63号館201会議室
主催: 米国大学院学生会 後援: 早稲田大学留学センター/理工学術院、船井情報技術振興財団、早稲田電気工学会 (EWE)、外務省, 米国大使館

◆慶應義塾大学 矢上キャンパス
日時: 2011年12月16日(金) 18:00―20:00
会場: 慶應義塾大学 矢上キャンパス 創想館2階セミナールーム2(14-202)
主催: 米国大学院学生会 後援: 船井情報科学振興財団、外務省, 米国大使館

◆東京大学 本郷キャンパス 
日時: 2011年12月18日(日) 13:00―17:00
会場: 東京大学 本郷キャンパス 工学部二号館 213号室
主催: UT-OSAC 共催:米国大学院学生会
後援: 東京大学 卒業生室・国際本部、船井情報科学振興財団、外務省、米国大使館 事前登録はUT-OSACのホームページでよろしくお願いします。

◆京都大学 吉田キャンパス 
日時: 2011年12月22日(木) 14:30-17:00
会場: 京都大学 吉田キャンパス 国際交流センター KUINEP教室 主催: 米国大学院学生会
後援: 京都大学国際交流センター、船井情報技術振興財団、外務省, 米国大使館

◆大阪大学 豊中キャンパス 
日時: 2011年12月26日(月) 14:30-17:00
会場: 大阪大学 豊中キャンパス 共通教育棟 大講義室
主催: 米国大学院学生会 後援: 大阪大学国際教育交流センター、船井情報技術振興財団、外務省, 米国大使館

◆大阪府立大学 なかもずキャンパス
日時: 2011年12月27日(火) 16:30-18:30
会場: 大阪府立大学 なかもずキャンパス B3棟 116教室
主催: 大阪府立大学 国際交流推進機構 ・ 米国大学院学生会 後援: 船井情報技術振興財団、外務省, 米国大使館

の通りです。 まずはクリックしてみよう。

Tuesday, June 14, 2011

高校生の後輩に向けた HCJI-LAB Summer School 2011 の参加募集に力を

Harvardで出会った聡明な学部生。小林君。
彼のはじめた高校生と大学生をつなぐプロジェクト。それが今年の夏、結実する。そのイベント案内。是非とも高校生の目を開かせてあげるために、高校の後輩等に宣伝してください!!
その荒削りの段階の内容でのプレゼン@ボストン。


そして、高校生よ、集え!!

----(以下は小林君より)
タイトル:【お知らせ】高校生を対象とした「HCJI-LAB サマースクール2011」について

本サマースクールは、一般社団法人インパクト・ジャパン主催、ハーバード大学・ジャパン・イニシアチブ(HCJI)とリベラル・アーツ・ビヨンド・ボーダーズ(LAB)の運営による、高校生と大学生、社会人の交流を図るための夏の1週間のプログラムです。
高校生80名、ハーバード生25名、日本人大学生30名が7泊8日の共同生活を行い、ハーバード大学部教育の核となる「リベラル・アーツ」の理念 に基づき、世代間交流を通して、高校生が関心を見付け、主体的に大学、キャリアといった将来を選択することを最大限にサポートする環境を創出します。
具体的には日米の大学生が指導する高校生対象の少人数セミナーを行い、午後には著名人を招いたシンポジウムや、ネットワークの機会であるレセプション等が予定されています。また最終日には日米20大学以上を招いた大学説明会を実施致します。

高校生と大学生との交流に関心のある方々は、以下ウェブサイトをご覧頂き、高校生へもご紹介願います。
「HCJI-LAB サマースクール 2011」
【日時】2011年8月20日(金)~2011年8月27日(金)
【会場】東京:政策研究大学院大学ほか(都内施設に宿泊)
【対象】2011年6月現在、日本・海外の高校、インターナショナルスクール、高専などの高校生である方:80名
【締切】2011年7月7日(木)
【応募方法】以下ウェブサイトより必要書類をダウンロードし提出
【詳細・お問い合わせ先】HCJI×LAB サマースクール2011 http://laborders.org
email:info@laborders.org(担当:高田)
----